資格取得に向けて頑張っている皆様、こんにちは、NATSUです。
独学で資格の勉強はできる?
やっぱりスクールに行かないとダメ?
こんな疑問、ありますよね
自分のペースで学ぶことができる
費用を抑えられる
気軽に始められる
独学にはこれらのメリットがありますが
ポイントを抑えておかないと高い確率で失敗してしまいます
この記事では、
資格試験を独学で乗り切りたい人へ
失敗しないためのポイントを詳しく解説します。
この記事はこんな人におすすめ。
・スクールに行かずに試験に合格したい
・自分のペースで学習をすすめたい
・なるべく学習に費用をかけたくない
1. 明確な目標設定
独学を始める前に必ず必要なのが目標設定です
目標がないとモチべーションを維持させることが難しくなります。
ただし、何でもかんでも目標を立てればいいと言うわけでなく
明確な目標を設定しなければいけません
明確な目標設定に効果的とされるのがSMART目標。
Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を取ってSMARTと呼ばれています。
SMARTに沿った目標を設定すると、モチベーションが維持できる目標になります。
Specific(具体的)
設定する目標は具体的でなければいけません
ただ「収入を上げたい」といった漠然とした目標より
「就きたい職に必要な〇〇の資格を取る」
「転職に有利な○○の資格を取る」
など、目標を具体的にしましょう
Measurable(測定可能)
測定可能な目標でないとモチベーションが上がりません。
「時間が空いたら勉強する」といった曖昧なものではなく
「必ず毎日30分間以上は勉強する」
「必ずテキストを1日5ページ進める」
など測定基準を明確にすると成功体験を想像しやすくなり
モチベーションアップにつながります
Achievable(達成可能)
達成感を得られるような
少しチャレンジングな目標設定にすることがポイントです。
余りにハードルの高い目標や、逆に低すぎる目標はモチベーション低下につながります
自分が少し頑張ればできそうな、達成感を得られるようなレベル感が大切です
Relevant(関連性がある)
目標達成と自分のメリットとの関連があることが重要です
例えば「資格をとれば、転職活動に有利になる」は、関連性があると言えます。
その目標を達成した時に、自分が得られるメリットを整理しましょう。
もし考えてもメリットが浮かばないのであれば、
自分が本当にやりたいこと、必要なことではない可能性があります
Time-bound(期限がある)
目標には期限が必要です。
「6か月後の試験に合格する」など
ゴールを決めることで、逆算で1日に必要な勉強時間が算出できます。
緊迫感を得るためには、あまりにも先ではなく、なるべく6か月以内にゴールを設定することをおすすめします。
目標を設定する場合は必ず上記を意識しましょう。
例えば、「半年後までにTOEICで850点以上を取得する」という目標は、SMART目標の基準を満たしています。
2. 計画を立てることの重要性
学習計画を立てることは、独学の成功には不可欠です。
計画がないと、ゴールに向かってどのくらいのペースで進めていいか把握できず、学習効率が悪くなります。
まずは目標達成に必要な学習内容を書き出し、小さなタスクに分割しましょう。
例えば語学学習の場合、必要な学習内容は
単語学習、文法演習、リスニングとなります。
次に各タスクに時間枠を設定し、週間・月間のスケジュールを作成します。
それぞれのタスクに時間枠を設定すると「毎日30分の単語学習」
「週3回30分の文法演習」
「週末に60分リスニング練習」となります。
出社前の早朝に60分、帰宅後に30分など、自分の生活リズムに合わせて学習する時間帯も決めるようにしましょう。
そうすることで、どのように時間を作るかという方向に思考が向きますので、「決める」ことはとても重要です。
3. 効果的な学習リソースの選択
独学では、自分の環境にあった教材を選択することが重要です。
家での学習はテキストや問題集などの書籍、隙間時間ではアプリや音声教材など、
さまざまな教材を組み合わせて使用することで、効果的な学習が可能になります。
教材選択のポイントは、
自分の学習スタイルに合っているか、信頼できるものかを見極めることです。
レビューや評価、知人の口コミなどを参考にして選択しましょう。
4. 効果的な学習テクニック
効果的な学習方法は
インプットよりも、アウトプットの方が効果が高いとされています。
本を読んだり、講義内容を暗記するだけではなく、他人に説明できるように整理したり、
なぜそうなるのか?どうしてなのか?と考え、答えを自分の中に落とし込むことを言います。
出来れば、家族や友人に説明して、さらに質問をもらうようにすると、格段に自分の中に落とし込むことができます。
また、ある程度学習が進んだら、過去問を先に解いてみるのもおすすめです。
過去問を解くと、
・全体が把握できる
・不得意な箇所がわかる
・自分のレベルがわかる
とメリットいっぱいです。
回数を重ねるごとに点数があがり、自分の努力が目に見えてわかることも、達成感につながります。
5. 学習環境の最適化
集中力を高め、効率的に学習するためには、適切な学習環境が重要です。
騒がしい環境で、室温が寒すぎたり暑すぎたり、、
机の上は雑然としていて、毎回テキストを探すところから、、、
こんな感じでは集中して学習に取り組めません。
学習に対する物理的なハードルはなるべく下げて、スムーズに取り組めるよう工夫しましょう。
お気に入りの文房具を揃えたり、雑音を遠ざけるノイズキャンセリングイヤホンを取り入れるのもおすすめです。
可能なら全てセットしておいて、座ったらすぐに学習を始められるような環境が理想的です
逆に学習の邪魔になるような、漫画やスマホは別の部屋に置いたり電源を切ったりしてアクセスを不自由にします。
ポイントは
やりたいことはスムーズにやりたくないことは不便にを意識することです。
6. モチベーションの維持
スクールは受講時間が強制的に学習できますが、独学はそうはいきません。
やる気を継続させるポイントを紹介します。
・目標を常に意識できるよう、紙に書いて見えるところに貼ったり、スマホの壁紙にしたり常に目に入るようにする。
・計画を細分化し小さな達成感を積み重ねて、自己肯定感を高める。
・進捗をSNSで発信し、同じ目的の仲間と進捗を共有する。気持ちが停滞するときはいい刺激になるのでおすすめです。
7. 困難への対処
独学で学習をすすめることは、自分との戦いでもあります。
今まで紹介した方法を着実に進めると必ず成果につながりますが、
時には孤独感や怠け心に負けそうになるかもわかりません。
登山家は、険しい山道を登るほど、より大きな達成感と成長が得られるといいます。
これは人生の困難と同じで、乗り越えた苦難が大きいほど、得られる成長も大きくなります。
独学の過程で遭遇する困難は、成長の機会ととらえて前向きに考えましょう。
それでも手が止まってしまう場合は、
・一時的に別の分野を学習しリフレッシュする
・今まで違う方法を試してみる
など、違ったアプローチを取り入れるのもおすすめです。
8. 学習の習慣化
無意識に自然と身体が動いて行動できることを「習慣化」といいます。
学習を習慣化することができれば最強です
たとえば、
「就寝時はメガネをケースにしまう」
「同じ道を通って通勤する」
などが習慣化されていると、
違うことをすると気持ち悪さや違和感が生まれますよね。
そこで、学習を習慣化にすることで、
継続が当たり前の行動となり、
辛さを感じなくなります。
習慣化のコツ
・毎日同じ時間に学習する
・時間になったらすぐに学習に取り組める環境にしておく
・同じ音楽を流すなど、学習環境のトリガーを設定する
人が新しい習慣を身につけるには
平均66日という研究結果があります。
完璧にと思うと挫折してしまいますので、まずは自分のできる範囲で
2か月を目安に続けてみましょう。
まとめ
独学を成功させるためのポイントを紹介しました。
独学の最大の利点は、自分自身のペースと方法で学べることです。
自分に合ったアプローチを見つけ、楽しみながら学習を続けていくことが、長期的な成功の鍵となります。
まずはできることから、試してみてくださいね。
成功を応援しています。
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